インターン体験記

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インターンシップ体験談

沖縄平和協力センター
インターンシップ期間:2022年8月2日~31日
国際基督教大学 教養学部 2年
兼城 夏穂


 私は、8月2日から31日までの約1ヶ月間、沖縄平和協力センター(OPAC)にてインターンシップをさせていただきました。大学のプログラムで30日間のサービス活動をすることになり、沖縄から平和や基地問題など安全保障関連の問題に取り組んでいる団体で活動したいと考えて、インターネットで「沖縄」、「平和」、「NPO」で調べ、一番上に出てきたのがOPACでした。ホームページを見てみると、私が関心のある分野の活動をされていたので、今回の活動先としてお願いをいたしました。約1ヶ月間のOPACでの活動は非常に学びが多いものとなりました。

 活動初日はハンコを綺麗に押すこともできず、ハンコを押す練習から私のOPACでの活動は始まりましたが、どんな時でも丁寧に業務を教えてくださったOPACの皆様には本当に感謝しております。今回の活動では主にOPACが行なっている事業の事務作業の補助などをさせてもらいましたが、おきなわ国際協力プラットフォームの平和分科会や留学グローカルマインドセミナーなどに参加させていただく機会もありました。OPACでの活動全体を通して、事業がどのように出来上がっていくのかというものを近くで見ることができて非常に勉強になりました。

 また、国際交流、国際協力からの平和への貢献というのも大きな役割を果たしているということを学びました。今までも沖縄は、戦争の経験から平和を発信していく場所として大きな役割を担っているのではないかと考えていました。しかしそれだけではなく、沖縄は島嶼地域として太平洋地域の国々と似ている環境だからこそ、それを強みに国際協力や国際交流というアプローチで、平和構築や発信をできるということを知りました。

 さらに、今回のインターンを通して間近で沖縄のNPOの方々の活動を見ることができて、自分自身のキャリアについても考える機会となりとなりました。今までも「沖縄のために何かしたい」と考えていたのですが、沖縄から平和や国際協力に携わっている方々とお話しすることができて、とても刺激になりました。特にお話をする中で聞こえてきたのは、「若い世代」への期待でした。私自身も若い世代の一員として、積極的に平和や国際協力に関心を持って、その大切さを周りにも広げられるようになりたいと感じました。今回のインターンで得た学びを今後の学業にも生かし、個人的にもさらに「平和」について考え、自分なりのアプローチをしていけたらと考えています。

最後になりましたが、仲泊さん、樋口さん、金城さん、當間さん初め、OPACでの活動を通して関わらせていただいた全ての方に感謝申し上げます。1ヶ月という短い期間ではありましたが、OPACの和やかな雰囲気の中で、皆さんと色々なお話をしながら業務をすることができてとても楽しかったです。また何かの機会でOPACに恩返しができたらと感じております。この度は本当にありがとうございました。