インターン体験記

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インターンシップ体験談

沖縄平和協力センター
インターンシップ期間:2013.9月9日~9月15日
法政大学法学部国際政治学科 3年次
眞志喜 光


 私は大学でGlobal Internshipという講義を受講しており、非営利団体でのインターン活動が必須であったので夏休みのインターンを探していました。私は国際政治学科アジア国際政治コースに所属していて、ゼミでは主に東南アジアにおける平和構築、民主化について勉強しています。OPACのホームページで活動内容を拝見させて頂き、興味をもちました。沖縄からアジア太平洋地域の一員として平和協力に携わるというのがどのようにして行われているのかインターンシップを通して学習したいと思い、OPACに連絡をとり、インターンとして受け入れてくださいました。
 インターン中は、東ティモール草の根事業のファイル整理と、資料作り、沖縄・カンボジア「平和文化」創造の博物館づくり協力のテキスト作りをしました。ファイル整理をすることで、東ティモール草の根事業の概要を知ることができました。資料作りでは慣れないエクセルの操作に悪戦苦闘しました。大学卒業までにエクセルを使いこなせるよう頑張りたいと思います。また、インターン中に東京国際大学のゼミの方々の訪問があり、共に米軍基地問題についての説明をうけ、意見交換をすることができたのはとても貴重な体験でした。 短期間でしたが実際の国際平和協力事業に携わらせていただき、国際協力に対する考えが一変しました。これまで国際協力活動とは不平等なものだと私は考えていました。なぜなら国際協力活動では一部の支援をうけた者しか恩恵をうけることができないと考えていたからです。今回私が携わった東ティモール草の根事業は、国家コミュニティ紛争予防局やコモロ村の人が沖縄に研修にきて、研修で得た知識を自国に持って帰り活用してもらうことで、東ティモールの紛争予防能力を高めるというものです。研修に来た人だけではなく、ノウハウを持って帰ってもらうことで東ティモール全体にも利益をもたらすという点は私が考えていた国際協力活動とは全く違うものでした。自分自身の国際協力活動に対する認識不足を痛感させられ、更なる勉強が必要であると改めて感じました。沖縄からアジア太平洋地域に平和を発信していくことは、アジア太平洋地域の国はもちろんのこと沖縄にもいい影響を与えることができると知りました。沖縄に存在する問題と並行して、アジア太平洋地域のことも一緒に勉強し、グローバル社会に通用する人物となれるよう努力していこうと思います。
  また作業中だけではなく、昼休み中も有意義な時間を過ごすことができました。私は家族や大学の教授以外の大人とお話をする機会があまりないので、お昼休みに仲泊さんや同じインターン生の當間さんとお話したことは大変有益なことでした。短い間でしたがインターンとして受け入れてください、本当にありがとうございました。何かまた機会がありましたらよろしくお願いいたします。